法政大学学園祭ライブ 2016/11/5
こんにちは、コバヤシです。
最近は急激に寒くなってきまして、周りでも体調を崩す人が続出しております。
皆さんも体調にはお気をつけください。
さて、11月5日に法政大学の学園祭にルルルルズを呼んでいただき、ライブをしてきました。
正確に申し上げますと、法政大学にライブ企画を行う「企画集団法政JoY」というサークルがございまして、そちらで行う企画に呼んでいただきました。
会場は建設されたばかりの新校舎の中にある学生ホール。
とても立派で綺麗なステージとなっていました。
リハーサルの様子。
実はこの日が、シン君と行う初めてのライブ。
メンバー皆、楽しみにしていました。
モミは歌詞と譜割の最終チェック。
リハ後はしばらく時間があったので、学園祭をうろうろ。
活気があって、"大学"といった感じでした。
コバヤシも3,4日と在学中である国立音大の学園祭で展示団体を出店していましたが、やはり音大とは違うなという印象を持ちました。
(シン君とコバヤシが紛れています)
遅めのお昼はケータリングでいただいたおにぎりと模擬店で購入した、たこ焼き、お好み焼き、うどん。
食後は新しく一眼を買ったシン君とカメラをいじっていました。
そしていよいよ本番。
今回のライブは今までで1番と言えるくらいの出来の良さでした。
毎度完成度が上昇している感じがあります。
次回のライブにつながる良い出来でした。
そして、今回のライブのトリは宮内優里さん。
モミは宮内さんと面識があるようで、快く写真を撮っていただきました。
宮内さんありがとうございました。
そして、今回のライブにあたって、綿密な打ち合わせをしていただき、メールも40往復を超えるほど丁寧に対応していただいた法政JoYの尾崎さん、ありがとうございました。
ルルルルズ、いい感じです。
リハーサル 2016/10/22 MARZライブ 10/26
10月26日のライブに向けて、22日はリハーサルをしました
今回はドラムのシン君が急遽ライブに出演できなくなってしまい、ピンチヒッターとして、伊吹文裕さんにお願いしました。
伊吹さんは、洗足学園音楽大学ジャズコースドラム科を卒業しており、ベースの石垣さんの先輩にあたる方です。
11年にはリットーミュージック主催の「最強プレイヤーズコンテスト」でグランプリ(優勝)を獲得しており、名実ともに素晴らしい方です。
様々なアーティストのライブ/レコーディング、梶原順、和田アキラ、伊藤広規、大高清美、Alex Sipiaginなど国内外のミュージシャンのセッションライブ/ツアーに参加しており、SUMMER SONIC、COUNTDOWN JAPAN等のイベントにも出演されています。
自身がリーダーのエモーショナル・コンテンポラリー・ロックバンド「O.P.P.A.I.」や日本語ルーツミュージックバンド「ザ・メガネ・ブラザーズ」、「廣瀬真理子とPurple Haze」様々なバンド・グループでも活動中です。
実はライブ1週間前に、シン君の予定が立たなくなってしまい、伊吹さんにお願いしたのは6日前。
そしてリハに入ったのは4日前の2時間だけ。
それなのにリハではもう既にバッチリな感じで叩いてくださりました。
そして、26日はMARZでライブ。
New Action!という長年続いているイベントに出させてもらいました。
ライブの様子はこんな感じ。
写真はNew Action!専属のカメラマン、石崎祥子さんに撮っていただきました。
石崎さん、ありがとうございました。
そして、なんと楽屋には今話題のロックバンド「BRADIO」の皆さんが遊びに来てくださいました。
モミと奥野さんがお世話になっています。
「BRADIO」は「日常に彩りを加えるエンターテインメント」をコンセプトに結成された4人組ロックバンドです。
「日常の世界(Rule)に、素敵な時間・空間のイメージを加え(Do Image On)、良き変化(Break)を。"Break the Rule And Do Image On"」という意味がバンド名に込められています。
素晴らしいサウンドを奏でるバンドですので、皆さんも是非聴いてみてください。
勢揃いの1枚。
皆さんとてもいい表情です。
BRADIOの皆さん、お忙しい中ありがとうございました。
次のライブは11月5日の法政大学学園祭のステージ。
がんばります。
レコーディング 2016/10/17
ルルルルズのレコーディングでした。
日々順調に進んでいるレコーディングですが、丁寧にやっている分、時間もかかっております。
さて、この日はバイオリン&ボーカル録りでした。
まずはバイオリン。
マイクはNEUMANNのU47です。
本当に素直に録れるマイクです。
ルルルルズのレコーディングでは、既におなじみとなっているマイクですが、回を重ねるごとに演奏者を選ぶマイクであるのだな、といった印象です。
この日もさすがなプレイでした。
我々ルルルルズというバンドは、レコーディングやリハーサルなどの音を詰める作業の際に、譜面ベースで進めていくことがよくあります。
ギターでさえ、譜面で演奏することがあります。(通常ロックやポップスなどのギターやベースは、コードを主体に演奏するので楽譜はあまり使用しません)
この日も奥野さんはコントロールルームで譜面を書いていました。
ミキティーが演奏した、良いフレーズを即座に記譜していく奥野さん。
それをもらって瞬時に演奏できるミキティーもさすがです。
見習わなければ。
バイオリンの後はボーカル録りです。
この日使用したのはこんなマイク。
このマイクは旧東ドイツのノイマンが製造していたマイクで、U47と同じM7のカプセルが搭載されています。
何十年か前までは、U47の代用品として、その音を狙う目的で使用されていました。
今ではなかなか目にする機会も少なく、私コバヤシも初めて見ました。
現在、安価なマイクとして広く普及しているBLUEのデザインの原型となっているものです。
音感としては、U47よりもザラッとした感じです。"いわゆる"な音が録れるマイクであるといった感じです。
これを使って録った曲はボーカルが前面に出てくる楽曲なので、このマイクの良い味が出てきます。
さすがにレコーディングが続くと体調が崩れるようで、
エンジニアの中村さんを筆頭に、私コバヤシも風邪と胃腸をやってしまいました。
そして、ボーカルモミもこの有様。
完全にやられています。
歌が録り終わったところで早退しました。
レコーディングは続きます。
レコーディング 2016/10/13
ルルルルズのレコーディングでした。
この日はバイオリンとボーカル、コーラスを録りました。
バイオリンのミキティーとベースの石垣さんがコーラスを録りに来たので、久しぶりに賑やかなレコーディングとなりました。
こうやって見ると奥野さんデカいですね。
すっぱいグミを見て、みんな口がすぼんでいる。
久しぶりのミキティーも、髪を切ってスタイリッシュに。
バイオリンのレコーディングは、全く問題なく終了しました。
さすがです。
石垣さんはコーラスを録るため、初めてブースへ入りました。
なんかいい感じ。
歌うたう人みたいな写真ですね。
歌録りになると、モミがディレクションをするのですが、この日は疲れがたまっていたらしく、うとうと。
レコーディングは続きます。
レコーディング 2016/10/3
ルルルルズのレコーディングでした。
この日は再びサポートの方のレコーディングです。
今作のレコーディングでは様々な楽器を使用していますが、その中でも特に肝となってくる楽器を録りました。
スティールパンです。
もともとスティールパンは音源を使用する予定でした。
しかし、これまでに様々な楽器をレコーディングした結果「やっぱりスティールパンも生音欲しいねー」という話になり、ツテを頼りに急遽演奏をお願いすることとなりました。
そして演奏していただいたのは、スティールパン界のトッププレイヤーである伊澤陽一さんです。
「WAIWAI STEEL BAND」などを中心に、日本国内外での演奏活動を積極的に行っている方です。
私コバヤシの大学の同期がWAIWAI STEEL BANDに所属しているのを思い出し、伊澤さんをご紹介していただきました。
スティールパンは普段なかなか間近で見る機会のない楽器なので、音大生として楽しみにしていました。
レコーディングに入る前に楽器の下調べをしましたが、スティールパンにも種類があり、それにより音域はもちろん、音色も結構異なることがわかりました。
その中から今回演奏していただいたのはダブルセコンド(ダブルセカンド)という種類のものです。
一般的に耳にしたり、目にするものはテナーパンというタイプのものですが、ダブルセコンドは2個で1つの楽器であり、それらを叩き分けて演奏します。
そして胴が深く、音色も深みがあるのが特長です。
詳しくはこちらで、
中野貿易さんのページに詳しく書いてあります。
録り方にですが、最初はAKG414をステレオで打面を狙うような形でした。
(リンクのマイクは現行品です。)
深みがあり、丸みもあり、倍音も多く集音出来るような感じです。
これぞスティールパン!
という音で録れますが、倍音が多く、低音が強調されるため、楽曲のイメージや他の楽器との兼ね合いから、AKG451を試すことに。
(リンクのマイクは現行品です。)
こちらの方がバンドに混ぜた際の余分な低音部は削られた感じがあります。
割と輪郭がはっきりしており、いらないところがちょうどない感じ。
ソロだと物足りないですが、バンドに混ぜるのであれば断然こっちです。
マイクの選択について、
U87やU47、C12などが選択肢として入ってくるのではないか、
楽器の下にマイクを立てるのもありではないか、
野外やホールだと録り方が変わるのだろう、
などなど、使用したマイク以外の選択肢や録り方についてなど、色々と議論していました。
マイク選びは本当に重要であると日々レコーディングを通して実感します。
エンジニアの中村さんは「マイクはエフェクター」とおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思いました。
いくらDAWで修正ができると言えども、理想の音で録れるのであれば、最初からこだわった方が良いのだなと。
今回演奏していただいた伊澤さん、ありがとうございました。
レコーディングは続きます。