ルルルルズ コバヤシの業務日誌

東京のバンド「ルルルルズ」のギタリスト、コバヤシアツシのブログ。

『サザンオールスターズ1978-1985』を読みました

あまり書籍のレビューなどは書いたことありませんが、実験的に。

 

1978年から1985年までの「初期サザン」をリアルタイムで見てきたスージー鈴木氏が、その巨大な功績を正確に描き出そうという狙いで書かれた書籍です。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170804013548j:plain

 

はじめに断っておきますが、私は1992年生まれで今年25歳になります。当然この書籍に描かれているサザンをリアルタイムでは見ておりません。若い者が評論なんかするな、リアルタイムを知らないのに何が書ける。といった意見もあるかもしれません。

当然リアルタイムで見た、聴いた方々は、当時の文化的背景や社会的背景も承知の上、どのように消費(といのはあまりよい言い方ではないと思いますが)されていたのか、ということに関して、紛れもない事実を語ることができます。

「あの歌番組に出た時、次の日クラス中がその話で盛りあったんだよ」

「ボーカルがつけてた腕時計が大人気で、俺も買ったな」

などなど。

リアルタイムを知らない私たちは、録画されたビデオや音声、残された資料を元に想像することしかできません。ましてやテレビに出た翌日のクラスの話などといった、とてもローカルな話は調べようがないのも事実です。

つまり私たちが一生懸命当時のことを調査しても、調べ学習となんら変わりがなくなってしまい、周知の事実を記すことは無粋であるようにさえ感じられます。

しかし、リアルタイムを知らない人間が、対象となる音楽をどのように捉えているのかを記すことに私は価値があると考えています。いまこのタイミングで、過去の音楽を第三者的(横軸での繋がりがないという)目線で語ることに価値があるのだと考えています。

 

 

さて、この書籍は鈴木氏が見てきた初期サザンの巨大な功績を、一人のリスナーの目線から記している部分が大多数を占める。

初期サザンとされるアルバムは1978年から1985年までに発売された、『熱い胸さわぎ』から『KAMAKURA』までの8枚。本を読み進めるにあたり、レコードを引っ張りだして一枚目の『熱い胸さわぎ』から改めて聴き直した。なんとカッコいいのだろう。

 

洋楽フィーチャー感と徐々に洗練されていく楽曲や演奏。現在のサザンしか知らないと、想像もできないほどの洋楽リスペクトを感じる楽曲であることは著者の言う通りであった。特にバンド名に入れてしまうほど、サザンロックの影響はとても強い。桑田本人が弾いているスライドギターは、現在ほとんど見ることが出来ない。

また、当時のヒットチャートや他のアーティストとの比較、インタビューや歌番組でのやり取りなどについても、わりと詳細に記述されており、初期サザンを知る一冊としてはとても面白い。

 

しかし、この中で特に私が注目したのは比較分析の中での一文である。

音楽ジャーナリズム(というものがあるとすれば)において、はっぴいえんどが、あまりにも「奉られすぎている」のではないかと思う。(p81)

鈴木氏はことわりとして、はっぴいえんどが大好きである、という前書きを記している。もちろん私もはっぴいえんどは好きであるし、バンド自体の批判をするつもりはない。しかし、音楽評論におけるはっぴいえんど至上主義のようなものは、私も違和感を覚える。著者の主張に賛同する。

 

続いて鈴木氏は、

はっぴいえんど以前にも、ザ・テンプターズや、ジャックス、ザ。フォーク・クルセダーズなど、日本語ロックの融合にチャレンジしたと言えるバンドは多い。(p83)

と続けている。

はっぴいえんどの功績は日本語ロックを確立させたことであり、「日本語ロックの始祖」として今では伝説的なバンドとして知られる。

しかし、先に引用の通り、はっぴいえんど以前にも日本語ロックに挑戦しているバンドは多く存在しており、はっぴいえんどだけの力で日本語とロックの融合が成された、という論調はさすがに言い過ぎではないか、とも私は考えている。

 

鈴木氏は加えて、

キャロルほど功績が低く見積もられているバンドはない。(p165)

とも記している。そして、そのような評価の背景には「学歴」の差別があるのではないかと論じている。相当面白い視点であるのと同時に、私は妙に納得してしまった。

「大卒ロック」は、ロックなのに知的で裕福そうで、見てくれはぶさいく。「高卒ロック」は、貧しいヤンキーあがりで、チャラチャラしていてモテそうだ。(p167)

そんな分類があって〔中略〕顔色の悪い音楽評論家が「大卒ロック」を過度に支持するという構造があったと思う。(p167)

 仮にもこのような構造がもし存在していたとしたら、改めて日本語ロックの成立に関して論じられる必要があるのではないか。

 

この書籍はサザンオールスターズの初期の活動とその功績を記すために、同時期に台頭したミュージシャンを比較検討した結果、新たな課題が自然と湧いて出てきたのである。

リアルタイムを知らないがために、対象となる音楽から郷愁を感じることがなく、いわゆる「思いでフィルター」を持たないという意味ではバイアスのかかっていない私たち。

その世代が取り組むことにより、音楽評論における新たな論調が展開されるのかもしれない、という可能性を感じさせてくれる一冊であった。

 

7月21日、モナレコードでライブ

とても久しぶりにルルルルズのライブをやります。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170605014900j:image

 

7月21日金曜日

下北沢モナレコード

開場18時30分 開演19時

チケット代は予約で2000円+1ドリンクです。

 

対バンは多方面でご活躍さてれいます、入江陽さんです。

とても濃密なライブになることは間違いありませんので、ぜひ遊びにいらしてください。

 

ご予約はこちらからお願いします。

mail@rourourourous.com

山田うどんは東京にもあるよ

埼玉のソウルフードといえば、、、

山田うどんですね。

 

埼玉県を中心に主に北関東で展開しているチェーン店ですが、実は東京にもいくつか店舗があります。

その多くは西東京に集中しており、東大和店は都内に近い店舗の一つです。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170524203639j:image

山田うどん東大和店は、西武拝島線東大和市駅から徒歩28分、西武多摩湖線武蔵大和駅から徒歩14分という好立地にあります。

 

新青梅街道沿いにあるので、車で行った方が楽です。駐車場も広いし。

 f:id:kobayashi_rourourourous:20170524204211j:image

 

山田うどんの人気の秘密は、ズバりコストパフォーマンスの良さです。

みんな大好きコスパです。

 

一番人気のかき揚げ丼セットは、うどんとかき揚げ丼が一人前づつ付いて、お値段600円。

ちょっと前までは580円だったんですけど、600円でも安いですよね。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170524204204j:image

 

山田うどんのうどんは好みが分かれますが、いわゆる東京の味です。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170524204400j:image

 

かき揚げ丼も、いわゆる東京の味です。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170524204420j:image

 

 23区内には唯一、大田区蒲田に1店舗だけ存在しますので、ぜひ。

 

八王子ハードオフ

学部時代に行っていた就活の履歴書に趣味はハードオフ巡りと書いたところ、某レコード会社の面接でハードオフ談義に花が咲いた記憶があります。

 

ミュージシャンの味方ハードオフ

その最大級の店舗が、八王子にあります。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522173730p:plain

国道20号(甲州街道)と国道16号(東京環状)が交差するところにそれはあります。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522174019j:plain

ハードオフを筆頭に、ブックオフ、おもちゃやカードゲームを扱うホビーオフ、衣類品を扱うオフハウスやモードオフ、お酒を扱うリカーオフなどの6店舗がひしめき合うエコタウンがそこにはあります。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522174202j:plain

車で行くことが前提らしく、駐車場はとても広いです。

立体駐車場もあります。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522174319j:plain

一つの街みたいです。団地の中にこういったのありますよね。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522174524j:plain

一見デパートなんじゃないかと思うような案内板。売り場が分かれてます。

ハードオフは2番館にあるようです。

 

店内の写真は撮ることを控えましたが、1階にはスロット台の筐体からソファーまで、様々な商品が売っていました。

一列レコードとCDを売っているコーナーがありましたが、1日中見ても見切れないほどのボリュームでした。

 

2階はハードオフ最大級の売り場面積を誇る楽器スタジオがあります。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522174655j:plain

ここはぜひ一度行ってみて欲しいのですが、都内の楽器屋よりも楽器の量があるんじゃないかと思うほどの数です。

アリアやグレコ、フェルナンデスなどのジャパンビンテージから、ギブソンフェンダーのビンテージまで、品揃えはとても豊富でどれも一点物。

こないだ見に行っただけでも、グレコのSE800やトーカイのゴールドサウンドなど、お宝が沢山ありました。

 

そして、店舗をつなぐ一階の廊下には102ドーナッツというお店が、

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522175439j:plain

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522175558j:plain

これは豆腐と豆乳を使ったヘルシーなドーナッツみたいです。

遅い時間に行ったため、半額のセールをやっていました。

 

ドーナッツを買ってうろうろしていると、ドトールの店舗が入っているのを見つけました。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522175726j:plain

なんかおしゃれなドトールですね。

ドトールコーヒーハウスは通常のドトールとは異なる店舗らしく、少し洒落た感じを醸しだしています。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522175857j:plain

テラス席があり、ここで一服。

夕暮れの日差しがいい感じに差し込んできて、とても八王子とは思えない雰囲気です。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522180005j:plain

吉祥寺か下北沢かと一見思ってしまう感じですよね。

しかし、ここは八王子。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170522180108j:plain

帰りにハードオフ、オリジナルのピックを買いました。

おしゃれ。

 

台湾料理 「祥瑞」

 

こんにちは。

今回は玉川上水近くの台湾料理屋「祥瑞」を勝手にご紹介します。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170520022514j:plain

 

この軽トラックが停まっている感じがいいですよね。

そして「絶対セブンイレブンの居抜き物件じゃん」と思ってしまうお店の出で立ちもグッときます。

台湾料理「祥瑞」があるのは立川市砂川町。

最寄りは西武新宿線玉川上水駅か、多摩都市モノレール砂川七番駅

f:id:kobayashi_rourourourous:20170520022715p:plain

と言っても、歩いたら20分以上かかるので、車かバスじゃないと行くのは大変だと思います。

我々国立音大生からしたら、大学から自転車で5分くらいなので、割と近い場所にあるように感じます。

 

周りには何もないです。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170520022520j:plain

びっくりするくらい何もないです。

 

しかし、車を運転してまでも行きたくなるこの店の魅力はなんと言ってもボリューム。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170520022532j:plain

台湾ラーメンと中華丼のセット、それも両方一人前の量で出てきます。

なんとランチタイムはこのボリュームで680円。

いつも食べきれないので、中華丼は少なめにお願いしましたが、それでもこのボリューム。学生には嬉しい限りです。

f:id:kobayashi_rourourourous:20170520022544j:plain

中華料理とは味付けが違って、オイスターソースがかなりいい味出してます。

 

f:id:kobayashi_rourourourous:20170520022550j:plain台湾ラーメンはなんとも言えないスパイシーな感じ。

個人的にはかなり好きな味付けです。

 

 

書いててまた食べに行きたくなりました。